Arudino Nano + ミニUSBホストシールドを試す
前回の記事ではArduino UnoとUSBホストシールドを使用しましたが、デバイス小型化のためにArduino Nanoを用いることが出来ないかと考えました。探してみるとArduino Nanoで使えそうな「ミニUSBホストシールド(Mini USB Host Shield)」なるものが見つかりました。
ただよく読むと、こちらArduino NanoではなくArduino Pro microやAruduino Pro Miniというボードに対応してるみたいです。
それでもArduino Nanoが使い慣れてるので、これを使いたい!というわけで接続方法を調べながら実証しましたので記録しておきます。こちらのサイトを参考にさせて頂きました。
ht-deko.com
配線
以下の表のような配線で無事通信を行うことが出来ました。パターンカットなしでは動作せず、必要であることも確認出来ました。
Arduino Nano側 | USB host shield mini側 |
---|---|
GND |
GND |
5V |
VSUB |
3V3 |
3V3 |
RST |
RST |
D9 |
INT |
D10 |
SS |
D11 |
MOSI |
D12 |
MISO |
D13 |
SCK |
動作確認
Arduino Nano+ミニUSBホストシールドでも動いた…!これで大幅に小型化出来るぞ。
— タラオメタル (@chem_phys_elec) January 24, 2021
めっちゃ諦めかけてたけど諦めなくてよかった。 pic.twitter.com/FuZrSJMYp6
教訓
ミニUSBホストシールドはArduino Nanoと接続するにはピン配置が違いすぎます。おとなしくPro miniを使うかPro Microを使うべきでしょう。しかしこれらのボードはNanoよりもGPIOピンの数が少ないのでケースバイケースとも言えます。